今回の作業報告はフロントドアにツイーターを取り付けてみました。
今回取り付けるツイーターはホンダのシビック(EG系)純正OP品です。実はコレ、解体車両に付いていたのをタダで頂いてきました。 ツイーターの土台までセットになっているので簡単に流用出来そうです。
最初に行う作業として、ツイーターを取り付ける位置をマーキングする事から始めます。
ツイーター土台をドア内張にあてがい、その縁を鉛筆等でなぞって位置をマークします。
次にドアの内張を外します。ドアの内張の外し方は「その7 フロントドアスピーカーの交換」にて公開しておりますのでここでは割愛します。
内張が外れれば今度はツイーターを取り付ける位置に穴を空けます。と言うのもこのツイーター、若干土台からマグネットが飛び出しており、そのままでは内張に密着しません。その為に穴を空けてやる必要があります。
ここまで来てようやくツイーターを取り付ける事が出来ます。取付にはタッピングビスを使用します。
当初は強力両面テープで固定していたのですが、ツイーターの重さと車内の熱によって数日と持たなかった為、タッピングビスを使用しました。
こんな感じにツイーター土台の周囲にタッピングビスをねじ込むような形で内張に固定します。
(画像は内張内側からの撮影)
ツイーター土台は硬質ゴム製でタッピングビスをねじ込んでも割れる事はありませんが、場所によっては肉厚が薄くビスが貫通してしまう恐れもあるので気をつけましょう。
ここまで来れば後は配線処理をして内張を元に戻すだけ。
今回ツイーターの配線はドアスピーカーの配線に並列に割り込ませました。
このツイーターのインピーダンスは8Ω。ドアスピーカーのインピーダンスは4Ω。並列接続での合成インピーダンスを計算すると・・・約2.67Ω。まぁ許せる範囲かな。
配線の途中にはギボシ端子を取り付けてあります。ドア内張の脱着の度に配線処理をし直す手間を省く為。この時プラス側の端子とマイナス側の端子を異なる物にしておくと差し間違える事もなく便利。
最後に内張を復旧して完成。ちゃんと配線処理が完全か確認してから復旧しましょう。またウインドウスイッチのカプラーの差し忘れに注意です。
まずここで取り付け後の状態を画像にて。
取り付けた感じも違和感なくイイ感じ。スバルの純正OPのような仕上がりです。ダッシュボードにも干渉することなく、しかも角度的にも車内中央を向くようになっており良い事ずくめ。
音質的については、元々フロントドアスピーカーがかなり下にセットされている為、この位置にツイーターをセットしたお陰で音場が上がってきました。カナリイイ感じに聞こえます。
ツイーターの性能自体については微妙なところですが問題ないレベルかと。
欲しい場合はホンダのディーラーに問い合わせれば入手可能かも?
■ komocik space
■ DIY作業報告書(サンバー編)その11
■ 2006.10.08 更新
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