今回はリアスピーカーの取付です。この作業は以前の作業報告にてMDデッキの取付を紹介しましたが、その作業と関連しています。
ここでデッキの取り外しについて触れているのは、デッキからリアスピーカーへの配線について確認する為です。
デッキから出るリアスピーカーへの配線を結線していれば元々車に用意されているリアスピーカー用配線を利用する事が出来ます。
デッキからの配線が結線されていない場合は、直接リアスピーカーへ接続する必要があります。この場合は単純にスピーカーケーブルをギボシ端子等で接続するだけなのでここでは省略し、元々のリアスピーカー用配線を利用する方法を紹介します。
ちなみにデッキの取り外しについては「作業報告書その1」を参考にしてください。
で元々車に用意されているリアスピーカー用配線はリアハッチを開け、カーゴスペースの運転席側の内張を剥がすと見つける事が出来ます。その配線は四角いカプラーになっており、4本の線が繋がっているはずです。
でディーラー等では、このカプラーに接続して社外品リアスピーカーを取り付けるカプラーが用意されていますが、それを買ってくるのは勿体ないのでカプラーはカットし、ギボシ端子を取り付けます。
当然リアスピーカー側にもギボシ端子を取り付ける訳ですが、ギボシ端子を接続する前にどの線にリアスピーカーのどの線を繋げるかを確認しましょう。
デッキを調整し、リアスピーカーのどちらかのみが鳴るようにしておき、その状態で試しにスピーカーケーブルを接続してみます。正しく鳴れば正解。鳴らなければプラスとマイナスを入れ替えてください。この程度じゃリアスピーカーはまず壊れません。
確認出来た後はギボシ端子を取り付けます。しかしスピーカーケーブルが4本あるので間違わないようにしましょう。よくオス型とメス型を間違ってしまう事があります。
今回取り付けたリアスピーカーは置き型だったのでカーゴスペース上部にトノカバーを製作し、そこに設置する事にしました。
トノカバーはこんな感じです。 板は厚さ1センチ程度の物を使用し、型取りには段ボールを使用しました。 |
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トノカバーの取付はL字型の金具とタッピングビスを使用しカーゴスペースの内張に直接ネジ止めしました。 トノカバーとL字形金具はあえてネジ止めしていません。大きな荷物を積み込む際に取り外す事を考えての事です。その為、スピーカーケーブルも簡単に外す事が出来るようにギボシ端子を露出させています。 |
やっぱりリアスピーカーが付き、4スピーカーになると臨場感が違いますね。イイ感じです。トノカバーの製作がちょっと手間ですが面倒な方はカーゴスペースに直接スピーカーを置いても良いかもしれません。実はトノカバーが出来るまでしばらくその状態で過ごしてました(w
■ komocik space
■ DIY作業報告書(ワゴンR編)その1.2
■ 2006.02.14 更新
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