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その13 ホーンの交換

作業難易度:★★☆☆☆

今回はホーン交換。交換自体は以前に行っていたんですが報告が遅れました orz
ワゴンRでのホーン交換時にはホーンリレーを使用しましたが今回は汎用のリレーを使用しました。

■事前に準備する物

 ※印の物は必要に応じて使用します

今回使用するリレーはこちら。

エーモン製リレー


エーモン製の4極リレーです。ホーン専用モデルではありませんがこれで十分。


リレーの仕組み

パッケージ裏面にはリレーの仕組みが書かれています。
リレーを初めて使用する方は必見です。


■純正ホーンの取り外し

まず最初にバッテリーのプラス側の線を外しておきます。こうする事によって間違った配線をしてしまってもホーンは鳴らず驚く事もありませんし近所迷惑にもなりません。
もし「オーディオの時計合わせが面倒・・・」と思った方はヒューズボックスからホーン用のヒューズを抜く事をオススメします。これだとオーディオの電源が落ちることなくホーンだけ沈黙させる事が出来ます。ちなみにヒューズボックスの場所はダッシュボード奥の運転席側にあります。

ホーンが鳴らなくなれば純正ホーンを取り外します。
純正ホーンはフロントバンパーの奥の助手席側にあります。これを取り外す為にはアンダーカバーを取り外す必要があります。
アンダーカバーはプラスティック製のシャーシカバーで4箇所をボルトにて固定されています。車の下に潜って作業する必要があります。可能ならジャッキアップした方が作業しやすいですが、ジャッキアップ時にはウマを使用してから車の下に潜りましょう。
ちなみにローダウンさえしなければジャッキアップしなくても何とか外す事が出来ます。

アンダーカバーが外れれば後は純正ホーンを外すのみ。これはボルト1本で固定されています。それを緩めて配線カプラーを外せば取る事が出来ます。

■リレーの取付

純正ホーンが外れれば次はリレーの取付です。
リレーは社外品ホーンに交換する場合に必要な物で、軽自動車の場合は特に必要となります。
リレーを使わなくても社外品ホーンを取り付ける事も出来ますし、音も鳴るのですが音量も小さく、また電気容量的にも厳しくなる為、他の電気機器に悪影響を及ぼす事があるからです。

リレーのパッケージ裏面の説明書を良く読み、その通りに接続していくのですが、まずホーンリレーを固定する場所を決定します。
今回使用するリレーは防滴タイプではないため、車内に設置しました。場所はダッシュボード中央の足下付近。理由はこの付近から車外へのメクラ蓋がある為、配線を車外に通しやすいからです。

次にリレーに線を繋いでいく訳ですが、ホーン側の配線は下記の通りに配線しました。

残りのスイッチ側の配線ですが、ここは注意する必要があります。
サンバーのホーン制御はマイナススイッチとなっています。純正ホーンへの配線は、1つの配線が常時電源で車内のホーンスイッチが押されるとアースが落ちてホーンが鳴る仕組みとなっています。

これを考慮すると、リレーのスイッチ側の配線は、純正ホーンへの配線を利用するのが簡単です。今回は下記の通りに配線しました。

車内への配線引き込み

これらの配線は車内に設置するリレーまで配線する必要があります。
車内への配線の引き込みは今回はエアコンのドレンホース部分に割り込ませて引き込みました。


カプラーへの配線
結線は配線に圧着端子をセットし、カプラーに差し込みました。

これで無事リレーが作動しました。
実は取り付け当初、ホーン制御がマイナススイッチとは知らず、いつもの感覚で青色の配線に純正ホーンへの配線の常時電源側を接続、黒色の配線はボディアースしたところホーンのヒューズを飛ばしてしまいました orz

皆さんは俺みたいにヒューズを飛ばさないで下さいね。


■ホーン本体の取付

ホーンの固定
ホーン本体の取り付けですが今回はアンダーカバー固定ボルトのフロント側2箇所を利用しステーを挟み込んで固定しました。固定にはホーン付属のステーを利用し、適当に曲げてバンパーに干渉しないようにしました。

画像では解り辛いかな・・・。


■配線処理等

スパイラルコードで配線処理


最後の作業は配線処理。余った配線を見栄え良くまとめます。ここでは100円均一で売られている黒色のスパイラルコードを使用しました。

上の画像と比べてスッキリしているのが解ると思います。


あとは取り外したアンダーカバーを元通りに戻して作業完了です。

■作動確認

外したバッテリー端子もしくはホーンヒューズを元に戻し、ホーンボタンを押して作動確認します。ちゃんと音が鳴れば作業は成功です。
鳴らない場合はリレーが作動しているか?配線を間違えていないか?ホーンヒューズは切れてないかを確認し正しく配線し直しましょう。

もし音がビビる感じがする・・・と言う場合は取付ステーを厚い物に交換すると改善される場合があります。試してみて下さい。

■総評

サンバーはボンネットが無く車の下に潜る必要もあり、またホーン制御もマイナススイッチな為、他の車両と比べると面倒ですが基本さえ抑えれば問題ないかと思います。
頑張ってDIYでの取り付けに挑戦してみて下さい。


■ komocik space
■ DIY作業報告書(サンバー編)その13
■ 2007.01.10 更新
■ home:http://komocik-space.net/