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現在ラジコン関係についてはサブドメインの http://rcdrift.komocik-space.net/ にて運営しております。
このページはしばらくそのままにしておきますが、今後はこちらをご覧下さいますよう、お願い致しますm(_ _)m

ラジコンでドリフト!

セルシオ3兄弟。

ここんトコ自分の周りで流行っている「ラジコンでドリフト」。
意外と実車のような動きをするのでハマってしまいます。
ラジコン専用のブログまで公開してたりしますが、こちらでもその一部を紹介してみたいと思います。

ここでは今までラジコンをした事が無いが、ラジコンでのドリフト走行には興味があるって方を対象に、誰が見ても解りやすいように説明しています。
このページを見て少しでもラジコンに興味を持って貰えれば嬉しいかと。
そんな俺もラジコンの知識は大して持ち合わせてませんが・・・。

左の画像はラジコン仲間と並べて撮影したものです。俺のラジコンは中央です。



まずは動画をチェック!

まずは最初にラジコンがドリフトする様を動画で見て頂きたく、動画を幾つか用意しました。
これを見て「お!こんな動き出来るの!?」とか「やってみてぇ〜!」と思って頂ければと思って。
ドリフトに興味がある方は一度見てみてください。きっと驚くはずです。とは言うものの全然上手くないんですが・・・orz

※動画は画像をクリックするとダウンロード出来ます。フォーマットはwmv形式で約1MB程度。メディアプレーヤーで見る事が出来ます。

One Corner PERFORMER FUNKY LS430 BATTLE NIGHT Special Thanks to MASA

どんなラジコンを使ってるの?

動画を見てちょっと興味が出てきたでしょ?
で、どんなラジコンならドリフトが出来るのか?と思ったんじゃないっすか?
って事で、まずラジコンでドリフト走行をさせる場合、どういうタイプが適しているかをここで挙げてみます。

最初に挙げる条件は必須項目となりますが、4輪駆動車である事。
一般的に実車のドリフトカーと言えばFR(後輪駆動車)が殆どですが、ラジコンの場合、人間が乗り込んで操縦する訳じゃないので車の細かな挙動を体で感じる事が出来ず、目で見た感覚でしか操縦が出来ません。そうなるとドリフトの基本とも言えるカウンターステアを当てる動作がどうしても遅れてしまい、ドリフト走行は殆ど出来ません。しかし4輪駆動車なら多少カウンターステアが遅れても4輪ともタイヤを空転させる事が出来る為、ドリフトを継続させやすいのです。

また動力源の種類として、モーターをバッテリーで駆動させ走らせる「電動カー」と、小さなエンジンを搭載し専用の燃料で走らせる「エンジンカー」の2種類がありますが、ドリフト走行には電動カーがお手軽で適していると考えます。エンジンカーは馬力も排気音もあり、迫力有る走行が出来、魅力がありますが、走行場所の確保や騒音、燃料代、メンテナンス等のデメリットも目立ちます。その点、電動カーは家の裏の駐車場で走らせても近所迷惑にもならず、1回の充電で数円しか掛からないので毎日でも練習走行が出来ます。

スケールサイズも色々ありますが、1/10サイズをオススメします。アフターパーツも多く大半の人が1/10スケールを選んでいます。またボディも種類豊富で色々市販されているので自分の理想のマシンが出来るはずです。


ドリフト走行に最適なマシンは?

前述のドリフトカーの条件を満たすラジコンは各社から販売されていますが、その中でも初心者の方でも扱いやすいのがタミヤ製のシャーシ「TT−01」シリーズだと思います。このシャーシを薦める理由は

と、初心者が心配になる要素を見事に跳ね退けてしまう素晴らしいシャーシです。
確かに他のシャーシの方がイイ面もあったりしますが、最初に手に入れるマシンとして考えるとやはり「TT−01」しか無いと思います。

「TT−01」シリーズには自分で組み立てる「組立式」と、最初から組立済みの完成品「XBシリーズ」とがあります。
「組立式」の場合はシャーシとボディのセットになっており、操縦する為の送信機や送信機からの電波を受信する為の受信機、ステアリング操作に必要なサーボ、他にもバッテリーや充電器を別に用意する必要がありますが、完成品の「XBシリーズ」ならこれらが全てセットになっており、購入後は送信機用の乾電池を購入し、バッテリーを充電さえすれば即走行可能というお手軽かつお買い得なセットです。
ちなみに「組立式」と「XBシリーズ」のシャーシは共通なので、「XBシリーズ」にもオプション品の取付は可能です。
また「組立式」でも送信機等の装備がセットになっている「フルセットキット」という物もあります。送信機や受信機等もタミヤ製で組立も説明書通りでOK。

もし自分の周りにラジコンに詳しい知り合いが居ない場合や、組立に自信がない人、簡単に走らせてみたい人には「XBシリーズ」をオススメします。また逆に、手先には自信がある人や、今後のステップアップを考えている人、上級者のアドバイスを受けられる環境にある人は、「組立式」を買う事をオススメします。

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で、「組立式」の購入を考えられてる方にオススメなのが「TT−01D」というシャーシキット。
”D”の文字はDrift(ドリフト)の”D”。そう、ドリフト走行の為に作られたシャーシキットなのです。
このキットには通常オプション扱いとなる「フルベアリング」「オイルダンパー」「スポーツチューンモーター」「アルミモーターヒートシンク」が最初からセットされています。通常の「組立式」を購入してから後でオプション品として追加購入するよりカナリお買い得。
また「ドリフト専用タイヤ」までセットになっている為、組み立てれば即ドリフトマシンに変貌です。
同梱されているボディはスバルのインプレッサ。WRCのモンテカルロ05モデルです。これでドリフトさせればWRCターマックの気分を味わえます。しかし好みじゃないと言う場合でも他に市販されている同サイズのボディだけを購入すれば取付は可能。余ったインプレッサのボディはオークションにでも流してしまえば十分元が取れると思います。

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どーすればドリフト走行出来るの?

先に挙げた「TT−01」を用意し、説明書通りに組み上げても、ドリフト走行は実は殆ど出来ません。
ラジコンでドリフト走行をさせる場合は、ドリフト専用のセッティングが必要なのです。
ここでは一番簡単にドリフト走行が出来る為のセッティングを紹介します。上級者の方が見ると異論があるかもしれませんが初心者向けと言う事でご容赦を。

■デフロックを行う

まず最初はコレ。ギアボックス内のギアデフを機械的に固定(ロック)してしまうのです。
通常、車がコーナーリングする際、内輪差が発生する為、デフによってその内輪差を無くすのですが、ドリフト走行の場合、両輪とも空転させる為、デフが機能しているとコーナー外側のタイヤのみが空転してしまい、内側のタイヤの駆動力が逃げてしまう為、綺麗なドリフトが出来ないのです。

その為、ギアデフをシャーシから取り出し、ギアデフの中に適当な物を突っ込んでギアデフが機能しないようにします。突っ込む物はティッシュや粘土、練り消し、ホットボンド等何でもOK。要はデフが機能しなくなれば良いんです。これを組み込めば両輪とも同じ方向にしか回転しません。

TT−01シャーシの場合、ギアデフは前後1つずつありますが、最初のうちは両方ともデフロックした方が扱いやすいと思います。
リア側のみデフロックでもドリフト走行は可能ですが、ちょっとしたステアリング操作でスピンしてしまうので最初は前後ともデフロックする事をオススメします。

■タイヤをドリフト専用のものに変える

自作塩ビタイヤ

キットに付属のゴムタイヤではドリフト走行をさせる場合パワー不足の為、殆どドリフト走行が出来ません。その為ドリフト専用のタイヤに交換する必要があります。

左の画像は私が塩ビパイプを加工して作ったドリフトタイヤです。これを装着すればグリップ力が殆ど無い為、氷の上を走るが如く滑るようになり、ドリフト走行も容易です。
加工と言ってもホイールのサイズに合わせてカットするだけで十分。塩ビパイプはホームセンターで手に入ります。「VP50」と言う規格の物を買ってくればOKです。


■後はひたすら練習!

上記の2つのセッティングさえすれば立派なドリフトマシンの完成です。後は練習を重ね、コツを掴むだけです。
最初はまっすぐ走らせる事すら難しいでしょうが、アクセルワークを慎重に行い、ステアリングも切りすぎないように注意すると良いと思います。

練習にはまず”0”の字を周回するように練習します。同じ場所で同じようにドリフト出来るようになれば今度は反対周りで練習します。
次のステップは”8”の字を描くように回ってみましょう。”0”の字の時よりちょっと難しくなっているはずです。”8”の字ターンの練習には2箇所に何か目印となる物を置き、それを中心に回る事を心掛ければ上達も早いです。
その時に目標からなるべく離れた場所から車を横に向けてドリフト走行させながらターンする事が出来れば完璧です。

先日の練習走行時の動画を用意してみました。
まだまだ修行する必要がありますが参考までに。

※動画は画像をクリックするとダウンロード出来ます。フォーマットはwmv形式で約1MB程度。メディアプレーヤーで見る事が出来ます。

練習走行動画へGO!

色々試行錯誤をし、ドリフトが出来るように頑張りましょう!


■ komocik space
■ ラジコンでドリフト!
■ 2006.04.26 更新
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