この「作業報告書」はいつも作業した順番に報告してましたが、今回はリクエストがあったので先行して報告します。
その作業とは2DINデッキのインストールです。
通常、CT系ワゴンRには1DINのスペースがエアコン吹き出し口の上に1ヶ所と灰皿の上に1ヶ所ずつあるのですが、離れている為、2DINデッキはそのままでは取付は出来ません。
しかしMDとCDを聞きたいが為に1DIN×2にて用意すると2DINのデッキを買うより高価に・・・。
何とかして2DINデッキをインストール出来ないか・・・と考えたあげく、今回紹介するような方法を取りました。
まず今着いている1DINデッキを取り外します。取り外し手順はここでは省略します。他の作業報告書を見て貰えれば解ると思いますので。
で、デッキ等を取り外した状態がこちら。
一番上のスペースより
となります。
これにより2DINデッキを取り付ける方法として
の3案が思いつきました。
しかしエアコンの吹き出し口は無ければ不快だろうとの事で却下。エアコン操作パネルの移設を次に考えましたが、内気/外気切り替えがワイヤー式の為、移設が難しく断念。って事で灰皿部分をカットしてしまう事に。
実際取り付ける2DINデッキの大きさを見ながらダッシュボードの切り取る部分の位置出しを行います。
なんせ切り取るのがダッシュボード。失敗は許されません。
切り取る位置が確認出来ればカットしていきましょう。
おっとその前にシガーライターのソケットを外さないと。これは裏側に手を回し、ソケット根本にあるワッシャーみたいなのを回せば外せます。
で、これでようやくカットに移れます。今回は大きめのカッターナイフで切り取っていきました。ダッシュボードはプラスティックなので比較的簡単に切れます。
しかし慎重にカットしていきましょう。また手を切らない様に注意してくださいね。実際俺も手を切っちゃいました・・・(・∀・;)
んで切った後がこちら。
カットした部分を拡大するとこんな感じ。
結構カットしちゃってるでしょ?
ポイントはシガーライターの部分と灰皿部分です。ここを微妙に残す事によって2DINデッキは綺麗に取り付けられます。
実際は最初に小さめにカットしておき、2DINデッキと現物合わせでちょっとずつ削っていき微調整していきましょう。
で試しに仮付け。
う~んジャストフィット(w
さっきポイントと言ってたシガーライターと灰皿部分はこんな感じ。
ここをきっちり削る事が出来ればデッキはネジ等で固定しなくてもOKです。逆にここがガタガタだと他の部分で固定しないといけません。
実際、俺の車は単純にデッキが穴に刺さってるだけです(爆)
取付状態も確認出来たので、あとは配線を繋ぐだけ。
車体側のカプラーを下まで持ってきてデッキと接続すればOKです。
接続も終わり作動確認。
(・∀・)イイ!!
自分でも綺麗に出来たと褒めたいくらい自然な仕上がり。
こんな感じです。解りますかね・・・?
実際ネジ等でデッキを固定していませんが走行しても不具合はありません。
もし実際にこの方法でデッキを取り付けられる方で不具合が出た場合は汎用ステーを使って固定すればいいでしょう。
とりあえず作業も成功し大満足でした。
■ komocik space
■ DIY作業報告書(ワゴンR編)その21
■ 2004.05.11 更新
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