今回は友人よりもらったツイーターを取り付けます。純正のツイーターも付いているのですが、あまり良い音はしないし、せっかくもらったので取り付けることにしました。
メーカーはケンウッド製。型式とかは不明です。
まず最初にどのあたりにツイーターを取り付けるかを考えます。一般的にはダッシュボード奥や、Aピラー等に取り付けられているようですが、今回はドアのドアミラーの位置付近に取り付けることにしました。なぜこの位置にしたかというと、この位置の下側には純正のツイーターがあるので、この配線を活用したかったからです。
とりあえず、取付にあたりドアの内装を剥がしにかかります。まず、ドアロックを取り外します。これは下側がネジとなっているので回せば取れます。次に、内側のドアノブを取り外します。これは真中に1本プラスネジが止めてありますのでこれを緩めて手前にずらします。このとき、リンケージ(鍵とドアノブをつなぐ棒)が連結されているので曲げないように注意してください。ずらすことが出来れば、リンケージを外し、ドアノブを取り外します。
次はドアスピーカーを取り外します。ドアスピーカーがドア本体に固定されているので、外さないと内装が外れません。取り外し方は、「作業報告書その12」を参考にしてください。
あとは、内装を止めているネジを外しますが、運転席と助手席では若干違います。運転席側はパワーウインドウのスイッチがある部分の下側に2箇所あります。助手席側も基本的には同じですが、前側1箇所はメクラフタが取り付けられているのでそれを外してください。外し方は、マイナスドライバーなどでちょっとこじれば外れます。
これで、ドアの内装を止めるネジ類は全部外せました。あとはクリップで止まっているだけですので端の方からゆっくり手前がわに引っ張って外します。強く引っ張りすぎると、内張りの材質が合板なのでクリップ部が割れます。注意してください。
クリップが全て外れたら内装全体をちょっと後ろ側へ引っ張りながら上に持ち上げると外すことが出来ますが、この時点ではまだパワーウインドウの配線のカプラーが外れていません。あと、純正のツイーターの配線もありますので、それらのカプラーを外せば内装は完全に取り外すことが出来ます。
次に、ツイーターの配線を取り付ける位置を考えます。私の車は純正のツイーターがあったので、その配線に割り込ませました。プラスとマイナスを確認しながら結線します。割り込ませただけなんで、純正のツイーターも音が出ます。外しても良かったんだけど、内装にスリットがあるので外しませんでした。純正のツイーターがなく、配線も来ていない場合はドアスピーカーの配線から取れば簡単ですね。
あとは、ツイーターを両面テープで固定し、内装を元に戻します。このとき、余ったツイーターの配線を内装の中に隠すようにすると綺麗に仕上がります。
内装も元に戻り、早速視聴してみます。聞く曲にもよると思いますが、高音域が良くなったように思います。邦楽などではボーカルの声がしっかりと聞こえるような感じです。しかし、ユーロ、ダンス系を聞くときには若干「シャカシャカ」と気になることもありますが、デッキの音質調整でなんとかなります。満足の行くレベルです。
とりあえずこんな感じで取り付けました。良いのかな適当だけど・・・。
■ komocik space
■ DIY作業報告書(ワゴンR編)その15
■ 2004.03.17 更新
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