デッキ交換の次に行った作業と言えばこのホーン交換です。このホーンは以前に乗っていたS13シルビアから外しておいた物です。
※印の物は必要に応じて使用します
まず最初にバッテリーのプラス側の線を外しておきます。こうする事によって間違った作業をしてしまってもホーンは鳴らず驚く事もありませんし近所迷惑にもなりません。
もし「オーディオの時計合わせが面倒・・・」と思った方はヒューズボックスからホーン用のリレーを抜く事をオススメします。これだとオーディオの電源が落ちることなくホーンだけ沈黙させる事が出来ます。ちなみにヒューズボックスの場所はダッシュボード奥の運転席側にあります。
ホーンが鳴らなくなれば純正ホーンを取り外します。
純正ホーンは確かフロントグリルの裏辺りにあったと記憶しています。ですのでフロントグリルを外してから作業に取りかかった方が楽に作業が行えます。
その後、純正ホーンへ繋がる配線を外します。その後純正ホーンを取り付けているナットを緩め、取り外します。
純正ホーンが外れれば次はホーンリレーの取付です。
このホーンリレーは社外品ホーンに交換する場合に必要な物で、軽自動車の場合は特に必要となります。
ホーンリレーを使わなくても社外品ホーンを取り付ける事も出来ますし、音も鳴るのですが音量も大きくならず、また電気容量的にも厳しくなる為、他の電気機器に悪影響を及ぼす事があるからです。
ホーンリレーに同封されている説明書を良く読み、その通りに接続していくのですが、まずホーンリレーを固定する場所を決定します。大抵のホーンリレーには固定する為の穴が空いてあるので適当なボルトに止めておくと良いでしょう。
次にホーンリレーに線を繋いでいく訳ですが、大抵のホーンリレーは以下のような配線になっています。(違う場合もありますので付属の説明書を良く読んで下さい)
これらの線をバッテリーやホーンに繋いでいきます。(ホーンリレーによっては最初から2コセット対応の物もありますのでその場合はこの作業は飛ばしてください)
交換するホーンが2コセットの場合、リレーからの配線を2つに分ける必要があります。適当な圧着端子を使用し、2つに分けましょう。
ホーンリレーによっては予め圧着端子が取り付けられている物もあり、簡単に接続出来る物もありますが、圧着端子が取り付けられていない場合は自分で取り付ける事になります。大抵のホーンは平型端子を使うと接続が可能です。
ここまで来れば後はホーン本体を取り付けるだけ。適当なスペースを見つけて固定します。固定にはホーンに付属のステーを利用しますが、付属されていない場合や付属のステーではうまく取り付けられない場合はホームセンター等で適当なステーを購入しましょう。その際にはしっかりした物を選んで下さい。薄いステーを使って取り付けるとホーンを鳴らした時にホーンがビビって変な音になる事があります。
今回はホーンをこのように縦に並べる形に取り付けました。場所は運転席側のフロントグリル裏あたり。ステーはメンバーとフロントグリル取付部に固定しています。ステーは付属の物を自分でイイ形に曲げて使用しました。また取付の際にはホーン本体が車体に触れないようにします。どこかに触れてしまうと振動でカタカタと異音が鳴る原因になってしまいます。
上から見た画像です。ホーンを取り付ける向きはこのように開口部を下に向けるようにします。上を向いていると雨水が中に入りホーンが壊れてしまいます。
最後の作業になりますがホーンリレーからの配線をホーンに結線します。プラス・マイナスを間違えないように注意します。その後、ホーンリレーの配線が全て結線されているかを確認し、問題がなければバッテリーから外してあるプラス線を元に戻します。ホーン用のリレーを抜いていた人はヒューズを刺して下さい。
そしてフロントグリルを元に戻す前に作動確認をしましょう。車内からホーンボタンを押して鳴らしてみて下さい。ちゃんと音が鳴れば作業は成功です ヽ(´ー`)ノ
もし音がビビる感じがする・・・と言う場合は先にも述べましたが取付ステーを厚い物に交換すると改善される場合があります。試してみて下さい。
作動確認も済み、問題が無ければフロントグリルを元に戻します。これで作業は終了です。
ホーンの取付作業はホーンリレーの結線さえ間違えなければ失敗は少ないです。付属の説明書を良く読んで作業に挑みましょう。またこれを機会にリレーの原理を覚えておくと今後のDIY作業に役立ちます。
■ komocik space
■ DIY作業報告書(ワゴンR編)その2
■ 2006.02.16 更新
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